Movie Cycle Diaries

アクセスカウンタ

zoom RSS エンニオ・モリコーネ コンサートin大阪  2005年10月06日 

<<   作成日時 : 2005/12/25 21:38   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

画像
 
 なんだかもう古い話だが、9月の話。私が一番好きな映画音楽家であるエンニオ・モリコーネが来日するとの情報を耳にした。マエストロも御年77(?だったはず)ということでお目に掛かる機会はもうないかもしれない。ジェリー・ゴールドスミスはお目に掛かる前にこの世を去った。急がないと。

 すぐに会場であるフェスティバル・ホール(大阪堂島)に足を運び、チケットを購入した。かなりギリギリでの購入だったので空きは多くない(それでも当日券もあったようだが)。A席(10000円)は売り切れということで、S席(12500円)を購入。値段は高くなったが、より近くでマエストロの姿を拝めるのだ。 ということで以下プログラム内容。


指揮    :エンニオ・モリコーネ 
ピアノ   :アントネット・マイオ (高名なるジルダ・ブッタの代役)
ソプラノ  :スザンナ・リガシー
オーケストラ :ローマシンフォニー 


■First Half(第一部)

 【Life and Legend】 (生涯と伝説)
画像

@アンタッチャブル  -オープニング・タイトル- 
Aワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ  
                       −デボラのテーマ− −貧困−

B海の上のピアニスト

Cニュー・シネマ・パラダイス
Dマレーナ

 【The Modernity of Myth in Sergio Leone's Cinema】 
     (セルジオ・レオーネ作品における近世の伝説)

E続・夕陽のガンマン  −タイトル−
Fウエスタン  −ジルのテーマ−
G夕陽のギャングたち
H続・夕陽のガンマン  −黄金のエクスタシー−


■Second Half(第二部)
画像
 【Social Cinema】  (社会派映画)

H殺人捜査
ISostiene Pereire
JLa Classe Operaia va in Paradiso

【Scattered Sheets】 (まばらなシート)

KH2s
Lシシリアン
Mある夕食のテーブル  Mati una sera a cena
Nある夕食のテーブル  Uno che grida amore
OCome Maddalena
画像

Pミッション −ガブリエルのオーボエ−  −In Erath as in Heaven−


 【アンコール】
黄金のエクスタシー
La Classe Operaia va in Paradiso
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ  −デボラのテーマ−

画像


  ☆ レポート   *ド素人なんで用語もマナーも何も知りません。あしからず。

●開演のアナウンス。徐々に楽団員が入場してくる。試しに鳴らされる楽器の音と観客の拍手が響く。

●舞台左手より初老の小太り男性が出てくる。観客大きな拍手。私もつられて拍手。でも、明らかに彼はモリコーネじゃない! モリコーネはメガネで細い感じのハズ。私は拍手を止める。観客の拍手は続き、拍手を受ける男性も照れ笑いで否定の手振り。

●そして遂にモリコーネ登場。左手よりスポットライトを受けて舞台中央へ。感動の一瞬。モリコーネ、中央から観客へ挨拶(言葉はなし)。すぐに演奏開始。


 【1部】 画像
●ダダダン!とアンタッチャブルが始まる。オープニングタイトル曲。タイトルデザインも相まって非常にカッコイイ オープニングであった。重々しく勇ましいこのポピュラーな曲は手始めにはうってつけ。盛り上がる。
 モリコーネ、77歳にしては微動だにしないピンと張った背中。コンダクターとしての年期を素人ながら私は感じた。しかし、コンサートマスターらしい弦楽器の奏者、座ったままで凄い体の動きで演奏。目がクギ付けになる。

●しっとりとしたデボラのテーマに入る。後半に流れる痛切で美しい、いや美しすぎるメロディ。この映画に関しては 音楽が映画の内容を凌駕しているのではないだろうか。今回演奏はされていないが、多数の名曲がこのサントラには収録されてる。オススメ。
画像
海の上のピアニストは映画未見のせいもあり、イメージが湧かなかったが、やはり美しい旋律。これが終わると御大は左に下がり少し休憩(水でも飲んでいるのかな?)

●御大、再登場。拍手。
そしてプログラムの中でも一番多くの人が楽しみにしているであろうニュー・シネマ・パラダイスが始まる。ピアノの独奏で開始。同じメロディが重奏となっていき、クライマックスへ。感動……なんだが不覚にも映画を見ていないのでイメージは湧かない。しかし、もの凄い名曲。会場の感涙度もピークへ。

−ここまでは見た後の10月に書いた。後は12月に書いているので記憶もおぼろ。−

マレーナはアカデミー賞にノミネートされた曲だが、なんとなくのうちに終わる。終わると御大退場。拍手と共に再登板。スザンナ・リガシーも登場。さあ、マカロニ・メドレーだ!レオーネだ! 
画像
●威勢のいい続・夕陽のガンマンのテーマが始まる。この辺から上半身が力みだす。「アアアアー!!」という叫びは流石にないが、後ろに控えた日本人の合唱団(知人曰く即席結成らしいが)の出番がついにきた。男性ヴォーカルちょっと聞こえにくいか。

ウエスタンは女の生き様を描いた作品。なので、ここでスザンナ・リガシーの出番。美しい声が響く。曲も2番目くらいに楽しみにしていた名曲。

画像
●そして遂に最も楽しみにしていた夕陽のギャングたちへ。サントラ買って何回聴いたことか。モリコーネの中でもベスト・オブ・ザ・ベスト。軽目の音楽から入り、ションションショーン♪、リガシーの超高音ウ〜ウウウウウウウウウ〜  もうたまらん。上半身は完全に硬直し、手に汗にぎり、目には涙が浮かぶ。来て良かった!!!(来場するまで曲目は分からんですから)  

●メドレーの最後はコンサートの十八番黄金のエクスタシーで締め。 御大、伯手の中を退場。 休憩は15分(20分だったかな)。トイレに行くと長蛇の列。ちかに降りた所にあるトイレの階段は行く人出る人でごった返す。


 【2部】画像
●日本公開人気作が占める1部と違い、2部は日本未公開作がほとんどということで、先入観無くシンプルに音楽を楽しめる。どれがどの曲という境目も分からないが、変わった音を出す楽器も使用されており楽しい。【社会派映画】は流石に重厚な感じ。

●【Scattered Sheets】は軽妙な楽しい曲が並ぶ。ある夕食のテーブルあたりは魅力的な楽しさだ。足がリズムをとる。
画像
●締めはミッション。アカデミー賞のノミネートを受け、アメリカ映画界で権威を持つAFIのベスト100曲の23位に選出された名曲だ。ドキュメンタリー「モリコーネ」でもこれ以降アメリカでのギャラは破格に上がったと本人が語っている。日本でモリコーネと言えば、マカロニやNCPだが、英米ではミッションのようだ。 映画は未見だが、なるほど納得の名曲。 マエストロも、オケも退場。


 【アンコール】
●鳴りやまぬ拍手。上の階から「ブラボー!ブラボー!」の声が響く。俺も叫びたいのだが、慣れてないし周りの席がシーンとしている中では……ただ拍手する。アンコールに応え、エストロ再登場。黄金のエクスタシーが演奏される。 マエストロ、再退場。

●再び鳴りやまぬ拍手と「ブラボー!」。マエストロ、再々登場。La Classe Operaia va in Paradiso(記憶違いとすればある夕食のテーブル)を演奏。マエストロ、再々退場。

●いっそう激しい拍手と「ブラボー!」。しかし、マエストロは出てこない。上の席では多数の客がスタンディング・オベーションを。下の席(S席)でもチラホラと立ち始める。私の周辺は誰も立っていない。ここで立たずにいつ立つんだと自分に言い聞かせて私もスタンディング・オベーション。拍手拍手! 

●マエストロ、再々々登場。客に一礼。この時、舞台のマエストロの直線上に私が。距離は少し離れていたが誰も立っていないので、私とマエストロの間には何もない。おおおおお!この瞬間の為なら倍の金額を払っても惜しくなかった。あのモリコーネの真正面に立てるとは・・・・・ホント、来て良かった。この瞬間は生涯の宝物だ。(モリコーネにしたら一風景の目にも入らぬ一観客であろうけど)
モリコーネ、曲目を指示。オケの方々はあせって楽譜をめくる。「どの曲やんの?どれ?」という感じ。 
画像

デボラのテーマの演奏が終わる。鳴りやまぬ拍手だが、76歳のマエストロはここで限界のようで、コンサートマスターの手をとって退場していった。これで終わりということだ。


  感想

 19時開演で終わった時間は21時頃。約3時間と聞いていたのだが、実質は1時間40分くらいだったのだ。密度の濃い1時間40分だった。私はクラシック・コンサートに行くと、必ず途中で何分か寝てしまうんだけど、今回は寝るゆとりなどあるはずもなかった。

 モリコーネはオケに数回指示を出した以外、一言も喋らなかった。観客に対する挨拶もなし。そういうものかどうかは分からないが、何かプライドが高そうに感じた(というか実際に高い人だそうで)。アンコールでステージを行ったり来たりする姿は大変そうだった。そういうモンなんだろうが、なんかちょっと滑稽な気も。

 曲目は大満足。特にニュー・シネマ・パラダイス夕陽のギャングたちを聴けたのは幸せだった。2日後の東京での曲目はもっとマイナーなものが主だったようで、特に夕陽のギャングたちが無いと知ったときは「大阪でヨカッタ!」とガラにもなく神に感謝した。
 
 東京には小泉首相が来ていたようだが、モリコーネを見・聴に来ている私には如何なるエライ人も邪魔なだけ。またまた「大阪でヨカッタ!」である。

 ということで 結論:最高でした。


 ホールの売店では色々とモリコーネ・グッズが売られていた。分厚いプログラムを始め、時計、シャツ(?)、オルゴールなんかが売られていた。私はオルゴールを購入。夕陽のガンマンニュー・シネマ・パラダイスの2種類があったが、買ったのは後者。 流してみると短く知らない曲が・・・サビの有名なメロディかと思っていたので、ちょっと拍子抜け。このオルゴール、300個限定でシリアル番号入り。私のはキリ番(?)の150だった。
画像



テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こちらでは、はじめまして。
モリコーネさんの映画音楽は、
私も大好きです。
コンサートに行かれて羨ましいです。
初めて好いな〜と思って買ったレコード(笑)は
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』でした。
他にも何作かベスト版も含めて買いましたが、
お気に入りはやっぱり
『ニュー・シネマ・パラダイス』♪です。(これはCD)
聴くと条件反射で涙が出てくる程(笑)
未見だそうですが、ぜひ観てください!
映画好きにはたまらない映画ですよ♪

御年77歳ですか・・・次回はあるのかなぁ?
その昔『愛情物語』のカーメン・キャバレロのコンサートに
行ったら、翌年亡くなられて、なんてこともありましたので、
行ける時には無理してでも行ったほうがいいですね。
ひらで〜
2005/12/26 13:46
『ニュー・シネマ・パラダイス』、なんで見てないのか自分でも不思議なんですが……ビデオを持ってるつもりが見あたらず、延び延びなんです。お正月に借りて見よう。 『WATIA』、全曲いいですね〜。それだけのコンサートでも満足かも。
ゴールドスミスも大阪に何回か来てたはずなんですが、コンサートをとっつきにくく思いついつい…悔いが残りました。やっぱりSieze the day(『いまを生きる』)ですね。
stoval
2005/12/27 00:30

コメントする help

ニックネーム
本 文
エンニオ・モリコーネ コンサートin大阪  2005年10月06日  Movie Cycle Diaries/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる