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zoom RSS アカデミー賞 ノミネート一覧&予想  【監督賞】

<<   作成日時 : 2006/02/27 23:42   >>

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【 ノミネート所感 】  

 作品賞=監督賞という形になったのは何年ぶりだろうか。実力主義の選出の上、清新な顔ぶれではあるが、どこか少し面白味に欠ける。申し訳ないが、ベネット・ミラーでなく、デイヴィッド・クローネンバーグを入れた方が面白かったはず。 



【 栄えあるノミニーたち 】

■ ジョージ・クルーニー  for グッドナイト&グッドラック      
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     初ノミネート  

 1961年ケンタッキー生まれ。44歳。
 劇場映画監督作は2002年の『コンフェッション』以来となる。 



■ ポール・ハッギス  for クラッシュ    
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     2004年 ★ ミリオンダラー・ベイビー (脚本)      
 
 1953年カナダ生まれ。52歳。
 1970年代半ばからLAに移り住み、TV界で製作・脚本・監督をこなす。友人ボビー・モレスコと書いた本作の脚本が注目を浴び、2003年に豪華アンサンブルをキャストに得て撮影開始となる。自ら脚色をした『ミリオンダラー・ベイビー』の演出はイーストウッドに譲ったが、公開はこちらが早くなり、初オスカーノミネートを受ける。 一躍当代一の脚本家となった彼が2006年に手掛けるのは、イーストウッドと再び組む『父親たちの星条旗』(脚色)、007次回作(リライト)、ザック・ブラフ主演の『The Last Kiss』(オリジナル脚本)。



■ アン・リー  for ブロークバック・マウンテン  
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     1993年 ★ ウェディング・バンケット (外国語映画賞)  
     2000年 ★ グリーン・デスティニー
           ★ グリーン・デスティニー (作品賞)     

 1954年台湾生まれ。51歳。
 20代の頃に渡米し、イリノイとNYの大学で映画を学ぶ。その時、スパイク・リーのインディーズ時代の作品『ジョーズ・バーバーショップ』にスタッフとして参加している。 
 帰国後、C級映画のプロデューサーだったジェームズ・シェイマスと組み、初監督作『推手』を発表する。シェイマスは彼の以後の作品全てに関わる名パートナーとなる。 監督第2作『ウェディング・バンケット』はベルリンで金熊賞、ドーヴィル映画祭グランプリ、本国の金馬賞、オスカーのノミネートなどを受け、その名を世界に知らしめた。 次作『恋人たちの食卓』もオスカーノミネート、NBR外国語映画賞受賞を受ける。当然、ハリウッドからのオファーを受ける。 
 ハリウッド進出の第1作『いつか晴れた日に』はオスカー7部門ノミネートと大成功を収め、続く『アイス・ストーム』も高い評価を得るが、次の『楽園を下さい』は大惨敗に終わる。気分の一新のためか母国で撮った『グリーン・デスティニー』はオスカー10部門ノミネート(4部門受賞)、興収1億ドル突破という外国語映画では抜きんでた大成功となる。次の『ハルク』はまた失敗となるが、本作でまたも復活する。

 関係ないが、『ウェディング・バンケット』日本公開時、私は彼を女性と思ってました。     



■ ベネット・ミラー  for カポーティ      
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     初ノミネート  

 1966年NY生まれ。39歳。
 監督第1作はスピード狂のドキュメンタリー『The Cruise』。高校時代の親友ダン・フッターマンの脚本を映画化した本作は第2作目。



■ スティーヴン・スピルバーグ  for ミュンヘン        
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     1978年 ★ 未知との遭遇  
     1981年 ★ レイダース/失われたアーク            
     1982年 ★ E.T.   
     1993年  シンドラーのリスト  
     1998年  プライベート・ライアン  

     1987年 ★ アーヴィング・タルバーグ名誉賞

 1946年オハイオ生まれ。59歳。
 今更何をか言わんやの大監督。今作では父祖の国イスラエルやシオニスト連中からバッシングを受けるリスクを負って本作を監督。



【 予 想 】

 作品賞は『クラッシュ』が『ブロークバック・マウンテン』を追い上げているが、監督賞でのアン・リーの勝利は揺るがないだろう。ポール・ハッギスの追い上げも強いものの、監督としての実績や演出評価はリーが上である。またハッギス評価は脚本賞、と票がむこうに流れる方向になるだろう。 
 あと絡める可能性があるのはジョージ・クルーニーのみだが、彼もまた助演男優賞に票が流れるであろう。


1番手  アン・リー  (本命)  


2番手  ポール・ハッギス  (大穴)    
3番手  ジョージ・クルーニー  (大穴)  


4番手  スティーヴン・スピルバーグ  
5番手  ベネット・ミラー


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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
アジア人初の監督賞受賞なるか、楽しみですね。「グリーン・デスティニー」のときに比べればくみし易い相手ですので、このままいけそうです。当時は関連部門で受賞するたびに派手なガッツポーズを見せていましたが、本命視されてる今回はどうでしょうか。極度の緊張でそれどころじゃないかな?
gwin
2006/02/28 22:07
アン・リーのスピーチなんかを見ると、いかにも東洋人的な謙虚さです。らしくていい感じです。リーが受賞ならパートナーのシェイマス(作品賞)も持っていって欲しいですね。
stoval
2006/03/01 19:44

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