Movie Cycle Diaries

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zoom RSS アカデミー賞 ノミネート一覧&予想 【助演男優賞】

<<   作成日時 : 2006/02/11 00:02   >>

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 【 ノミネート所感 】  

 無難なところでしょう。ベテラン枠を制したウィリアム・ハートは演技は勿論、ハリウッドでの人望も大きかったように思える。また、出番が短いシーン・スティーラーの強さを感じさせるハートの勝利でありました。 


 【 栄えあるノミニー 】

 項目ポイント(5点満点)を付けてみました。点はあくまで私の知りうる限りで付けています。   

前哨 = オスカー前哨戦での戦績。重要賞はポイント高し。 
興行 = どれだけ多くの観客が見ているか認知度。(会員はDVDで見るけど) 
演技 = 演技の優劣ではなく、あくまでいわゆる「アカデミー賞」的役作りかと言うこと。  
人望 = ハリウッド内での人望。リスペクト。好かれているか。  
待望 = キャリアの長い人は高ポイント。近年受賞していれば低い。


■ ジョージ・クルーニー   for シリアナ
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     初ノミネート

     前哨 ★★★   
     興行 ★★★   
     演技 ★★★    
     人望 ★★★★★      
     待望 ★★★★ 

 1961年ケンタッキー州生まれ。44歳。 
 父ニックはニュースキャスター、叔母ローズマリーは女優
(その夫ホセ・ファーラーはオスカー受賞俳優、その子ミゲルは『ロボコップ』などの俳優)という芸能一家に育ち、幼い頃からTV局に慣れ親しんできた。その生い立ちが『コンフェッション』『グッドナイト&グッドラック』といった監督作に現れている。 
 俳優を始めたのは1984年頃。TVドラマや『アタック・オブ・キラー・トマト』のようなC級映画に出演する。10年後の1994年にTVドラマ『ER緊急医療室』のドクター・ロス役でブレイク。ハリウッドメジャー作にも主演級で出演し始めるが、『バットマン&ロビン』で失笑を買う。そのダメージは本人曰く大きかったようだが、2000年に『オー・ブラザー!』でゴールデングローブ賞を受賞し盛り返す。他にもデイヴィッド・O・ラッセル、スティーヴン・ソダーバーグといった奇才監督と快作を作り続け高い評価を得る。 ソダーバーグとは製作会社セクション8を設立、『シリアナ』も『グッドナイト&グッドラック』もその下で制作している。 マーク・ウォールバーグ、マット・デイモンといった決まった舎弟を従えて映画を作るオーシャン人物。 通称「兄貴」 (嘘)



■ マット・ディロン  for クラッシュ  
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     初ノミネート  

     前哨 ★★★   
     興行 ★★★   
     演技 ★★    
     人望 ★★★      
     待望 ★★★★

 1964年ニューヨーク生まれ。41歳。 
 1979年より映画出演を始める。ブレイクしたのは1983年の『アウトサイダー』と『ランブルフィッシュ』のコッポラ監督2作品。彼の根強い若手俳優の偶像化しているのは、この2作に出演したことに依るところが大きい。また、ブラットパック俳優の一人として認知されるに至る(実際はブラットパック的映画にそれほど出ていないが)。 
 1985年〜1995年頃は不調で、興行成績も冴えず演技も「大根」とのイメージが一般化する。ただ、ガス・ヴァン・サント作品(『ドラッグストア・カウボーイ』、『誘う女』)では一部の批評家から高い評価を受ける。これも復活のプラスとなる。 1995年以降はコメディでの脇役などを好演、これが1998年の『メリーに首ったけ』に結びつく。ここで彼は変態ストーカーの役を演じたが、実際はキャメロン・ディアスのハートを射止めたのはベン・スティラーでなく彼であった。やっぱりカッコいい奴が勝つ。その後もあまりパッとしなかったが、この『クラッシュ』で長い俳優人生を賞されるかのようにキャストを代表してのノミネート。  ケヴィン・ディロンという弟がいたはずだが、どうなったのか。



■ ポール・ジアマッティ  for シンデレラマン  
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     初ノミネート     

     前哨 ★★★★   
     興行 ★★★   
     演技 ★★★    
     人望 ★★★      
     待望 ★★★

 1967年コネティッカット生まれ。38歳。
 1990年より俳優活動を始め、しばらくは小さな役をこなす。注目を集め始めたのは『プライベート・パーツ』で主人公からボロクソにコケにされるディレクター役から。『マン・オン・ザ・ムーン』でのジム・キャリーの相方役で更に注目を集め、『ドクター・ドリトル』『猿の惑星』といったヒット作にも出演。続けて2002年の『Big Fat Liar』で初主役。 2003年の『アメリカン・スプレンダー』と翌年の『サイドウェイ』で大絶賛を受け、多数の批評家賞を得るがオスカーでは無視された。今回は3度目の正直でノミネート。 次作はM.ナイト・シャマラン監督の『レディ・イン・ザ・ウォーター』で妖精に恋する男を演じる。 イタリア系にしてはユダヤ人っぽい独特の風貌が魅力。私が彼の名前を覚えたのは『プライベート・ライアン』のぼやき軍曹役だった。  



■ ジェイク・ギレンホール  for ブロークバック・マウンテン  
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     初ノミネート

     前哨 ★★★   
     興行 ★★★★   
     演技 ★★    
     人望 ★★       
     待望 


 1980年LA生まれ。25歳。
 父は映画監督スティーヴン・ギレンホール(代表作はデブラ・ウィンガーが高い評価を得た『欲望』)、母は脚本家ナオミ・フォナー(『綴り字のシーズン』)、姉は若手一の性格女優マギー・ギレンホールという映画一家の出。ちなみに名付け親はジェイミー・リー・カーティス。 
 『シティ・スリッカーズ』(1993年)のビリー・クリスタルの息子役で業界デビュー。映画界に名を知らしめたのは1998年の『遠い空の向こうに』での主人公ホーマー役。続く『ドニー・ダーコ』はカルト的人気を得る。『スパイダーマン2』でトビー・マグワイアがギャラでゴネた際に代役を演じることになりそうだったが、マグワイアの撤回でお流れに。恋人キルスティン・ダンストとの共演をフイにした。キルスティンとは破局してまた復縁したそーだ。『バットマンビギンズ』はオーディション落ちしており、つくづくスーパーヒーローに縁がないようだ。 次作は連続殺人犯に挑む新聞記者に扮した『Zodiac』。



■ ウィリアム・ハート  for ヒストリー・オブ・バイオレンス  
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 1950年ワシントン生まれ。55歳。
 
     1985年  蜘蛛女のキス
     1986年 ★ 愛は静けさの中で  
     1987年 ★ ブロードキャスト・ニュース  

     前哨 ★★★   
     興行 ★★   
     演技 ★★★    
     人望 ★★★★      
     待望 ★★

 2度結婚をしており、最初の奥さんは『ガープの世界』の女優メアリー・ベス・ハート。他にもマーリー・マトリン、サンドリーヌ・ボネールといった女優たちとも浮き名を流しており、マジメなイメージに似合わぬプレイボーイでもある。
 1970年代末より俳優活動を始める。有名になったのは1983年の『白いドレスの女』。その後『蜘蛛女のキス』でオスカーを受賞し、以降3年連続ノミネートという快挙を成す。 『偶然の旅行者』『ドクター』といった作品の後はバイプレイヤーにまわり活躍を続けた。マジメで誠実そうなキャラクターが売りの彼が本作では暴力一家の暴力兄貴に扮して場をさらうということで注目されている。一刻もはやく観たいキャラクターである。



 【 予 想 】 

 出演時間が短く、受賞歴もあるウィリアム・ハートが勝つ可能性はゼロ。また、若きギレンホールも作品の力が強いとは言え、彼自身に決定的な勢いはなく、これも難しいだろう。残り3人。

 前哨戦を制したポール・ジアマッティだが、「それで十分」という空気が会員に流れていないか?そう、数年前のビル・マーレイがそうだった。 役柄も十分にオスカー的で受賞には全く申し分ないのだが、ライバル2人の功績は彼の前哨戦の勢いをひっくり返すに十分なものがある。例年なら安心して受賞という位置づけだが、暗雲は立ちこめている。

 差し馬はマット・ディロン。キャリアはウィリアム・ハートにも匹敵する。『クラッシュ』の勢いがそのまま票につながるか?アンサンブルキャストたちの力を集めてゴールへ突っ切れるか。

 彼らの最大の敵はジョージ・クルーニー。今回のオスカーの主役だ。彼が助演・脚本・監督の中でいくつオスカーを獲るかが注目されている。監督はアン・リーがカタいのでない。脚本は同じく監督賞を取り損ねそうなポール・ハッギスとの対峙となる。クルーニーも賞を受けても何らおかしくないが、勢いがある『クラッシュ』のハッギスを会員が無冠で終わらせるとは思えない。となると残りは助演男優賞。そもそもクルーニーは俳優である。ここに票は集中するであろう。 体重を13キロ増やした役作りもゴールデングローブでの勝利も大きなプラスだが、勝負を決めるのはオスカー会員のバランス感覚である、と見る。


1番手 ジョージ・クルーニー (本命) 
2番手 ポール・ジマッティ (対抗) 

3番手 マット・ディロン (大穴)  


4番手 ジェイク・ギレンホール


5番手 ウィリアム・ハート
  

勝つであろう候補  ジョージ・クルーニー  
勝つべき候補     マット・ディロン  
勝って欲しい候補  ポール・ジアマッティ


どアップで一人ポスターに載り、集客の核になったのに「助演」というのは…
やはり納得がいかないな。


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コメント(2件)

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この星取表、わかりやすくていいですね。真似しちゃおうかな・・・(笑)
この部門は混戦ですね。僕もstovalさんの予想とまったく同じ理由で今のところクルーニーを推していますが、穴を狙ってみたい気もします。昨日「ジャーヘッド」を見たばかりなんで、ジェイクもちょっと気になるし。とはいえ、実際にはクルーニーvsディロンの勝負じゃないかなと。
gwin
2006/02/13 18:50
 自分の主観採点に自信ないので是非是非。
 ディロンが勝つようだと「クラッシュ」勝利の理も出てくる気がします。賞のキャスティングボードとして注目してます。
stoval
2006/02/14 13:02

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