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zoom RSS アカデミー賞 ノミネート一覧&予想  【助演女優賞】

<<   作成日時 : 2006/02/12 02:36   >>

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【 ノミネート所感 】

 まあ、波乱のない無難なノミネートだが、地味なインディーズ作品のエイミー・アダムスがノミネートされたことには正直胸をなで下ろした。正しい選択だ。
 「ノミネートされて当然の6強」から落選したのはマリア・ベロだったが、主演と助演に票が別れたなら配給会社のキャンペーン・ミスでお気の毒だし、高評価の『The Cooler』でも落ちているので本人に好かれない問題があるならやはりお気の毒だ。来年の『ワールド・トレード・センター』に3度目のリヴェンジを期待しよう。  



 【 栄えあるノミニー 】 

 項目ポイント(5点満点)を付けてみました。点はあくまで私の知りうる限りで付けています。   

前哨 = オスカー前哨戦での戦績。重要賞はポイント高し。 
興行 = どれだけ多くの観客が見ているか認知度。(会員はDVDで見るけど) 
演技 = 演技の優劣ではなく、あくまでいわゆる「アカデミー賞」的役作りかと言うこと。  
人望 = ハリウッド内での人望。リスペクト。好かれているか。  
待望 = キャリアの長い人は高ポイント。近年受賞していれば低い。


■ エイミー・アダムス  for Junebug
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     初ノミネート

     前哨 ★★★★    
     興行    
     演技 ★★    
     人望 ★★      
     待望 

 IMDBを見ても7人兄妹だとか、実は赤毛だとか、どうでもいいことしか分からん……ともかく、1999年頃から女優として活動を始め、主にTVをフィールドに活躍する。『バフィ』、『チャームド』、『ヤング・スーパーマン』、『ザ・ホワイトハウス』、『キング・オブ・ザ・ヒル』、『ザ・オフィス』などなど。映画で注目をされ始めたのは『キャッチ・ミー・イフ・ユーキャン』でディカプリオ扮する詐欺師に盲目的に恋をする富豪の娘役から。本作の主人公の妹役(妊婦)で注目を集めたが、インディーズ作品故にノミネートは危ぶまれた。それを乗り越えるインパクトある演技だったということだ。



■ キャスリン・キーナー  for カポーティ
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     1999 ★ マルコヴィッチの穴   

     前哨 ★★★★
     興行 ★★
     演技 ★★
     人望 ★★  
     待望  

 1960年フロリダ生まれ。45歳。
 1986年より女優活動を始め、TVやチョイ役を経る。1991年のブラッド・ピット主演の『ジョニー・スエード』以降のトム・ディチーロ監督3作品に出演し、インディーズ映画界にその名を馳せる。ここで共演したダーモット・マルロニーと1990年に結婚するが、昨年に別居するに至っている。 『マルコヴィッチの穴』でオスカーにノミネートされてからは、メジャー映画の重要な脇役のオファーが殺到、名うての監督との仕事を続ける。 本年は『カポーティ』の他に『The 40-Year-Old Virgin』、『ザ・インタープリター』なんかにも出演、年間皆勤賞を武器にオスカーに挑む。  



■ フランシス・マクドーマンド  for スタンドアップ  
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     1988 ★ ミシシッピー・バーニング  
     1996  ファーゴ  
     2000 ★ あの頃ペニー・レインと  

     前哨 ★★  
     興行 ★★  
     演技 ★★★  
     人望 ★★★★   
     待望 ★★ 

 1957年シカゴ生まれ。48歳。  
 旦那は言わずと知れたコーエン兄ことジョエル・コーエン監督。彼女とコーエン兄弟&サム・ライミ、そしてホリー・ハンターが売れない時代に家をシェアして「フレンズ」生活していたのは、もはや有名なサクセス・ストーリー。『赤ちゃん泥棒』の主役を親友ホリー・ハンターに譲り、世に出るきっかけを与えたりている。1988年にオスカーノミネートを受けるが、その後もコーエン兄弟やサム・ライミ作品以外は地味な低予算映画に出演し続ける。 1996年の旦那の監督作『ファーゴ』でオスカーを受賞。この作品のマージ署長役は「AFIが選ぶ米国映画史ヒーロー50」の一人に選ばれている。 主役を張ることはほとんどないが、確実な演技をするバイプレイヤーとしてハリウッドから尊敬を受けている。  



■ レイチェル・ワイズ  for ナイロビの蜂  
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     初ノミネート

     前哨 ★★★★  
     興行 ★★★ 
     演技 ★★
     人望 ★★★   
     待望 ★★   

 1971年ロンドン生まれ。34歳。  
 10代の頃にモデルとして芸能活動をスタート。後に劇団に属し、1993年より女優活動を始める。しばらくはTVや低予算・B級映画の出演が続くが、1996年のベルナルド・ベルトルッチ監督『魅せられて』のでセクシーな役で注目を集める。その後すぐに大作『チェーン・リアクション』でハリウッドに進出。活動の拠点を英国映画に置きながら時に大作のヒロインとしてハリウッドに顔を出している。『ハムナプトラ』シリーズは大ヒットとなった。 その後もヒット作と英国作品の両方をコンスタントにこなしている。 次作のSF大作『The Fountain』の監督ダーレン・アロノフスキーの子供を妊娠中。過去にサム・メンデスとも付き合っている新鋭監督殺し。  



■ ミッシェル・ウィリアムズ  for ブロークバック・マウンテン  
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     初ノミネート  

     前哨 ★★★  
     興行 ★★★★  
     演技 
     人望 ★★      
     待望  

 1980年モンタナ生まれ。25歳。
 子役としてのTV出演からキャリアをスタートさせ、1995年に『スピーシーズ』でエイリアンの幼少期を演じ注目を集める。その後B級映画の出演が続くが、1998年のTVドラマ『ドーソンズ・クリーク』のメインキャスト”ジェン”役で一躍有名になる。 その後は『大統領に気をつけろ!』、『16歳の合衆国』といった批評家好みの青春映画や『ハロウィンH20』といったホラーに出演。ほとんどは低予算作品。やはり低予算作品の本作で飛躍を遂げた。 旦那役のヒース・レジャーとの間に去年10月に赤ん坊が誕生、夫婦(未入籍のようだが)そろってノミネートと吉事が続いた。もっと続く?    



 【 予 想 】

 これは混戦だ…また好きな女優ばかりなんで私情も挟みにくい…むぅ  

 まず、受賞歴があり、作品もオスカーレースでは地味なフランシス・マクドーマンドは除外。レースに風格を出すために存在を求められたベテラン様の出馬でした。

 残り4人は誰が来ても不思議ではない。 例えるならば、前哨戦の先行馬だったキャスリン・キーナー、後半に急激に差して首位に躍り出た英国馬レイチェル・ワイズ、地味ながら厩舎(作品)が堅実で勢いのあるミッシェル・ウィリアムズ、地方(インディーズ)出身ながら首位クラスの存在感を見せるエイミー・アダムス、というところ。 前者2人はそろそろ受賞する頃合いの中堅ベテラン、後者2人は電光石火で踊りでた新鋭である。 何れもハリウッドべったりの女優ではなく、選ぶ方も苦労するところだろう。  
  
 キャスリン・キーナーは、実在の文芸家ハーパー・リーを演じている点がポイント高い。ウィナーであるマーシャ・ゲイ・ハーデン、ジェニファー・コネリーと同系列の役柄(高名なるパートナーをサポートする役柄)でもある。派手な演技的見せ場はないようだが、作品賞にノミネートされた勢いもプラスになる。 心配なのは家庭の事実上離婚。保守票が逃げないか?また最近はハリウッドに染まっているが、元々はNYのインディーズ畑出身で完全なハリウッド人とは言い難い。米国人とは言え、立場はワイズと大差ないのだ。  

 レイチェル・ワイズは最も勢いがある。ハリウッド大作での貢献も大きなプラスになるだろう。 ただ、SAGはともかく、GG受賞では安定しているとは言い難い。

 まだハリウッドで功績を多く上げているとは言い難いミッシェル・ウィリアムズの頼みは『ブロークバック・マウンテン』が大量受賞の勢いを持つことだ。作品賞受賞作=最多受賞作品という例年の流れになればチャンスありだ。ただ、その図式は去年破られている。実生活の円満さや、ゲイの夫に悩む妻というハリウッド社会でありがちそうな役柄がプラスになるだろうか?  

 エイミー・アダムスは作品が地味で配給会社に資力がない分、一番不利な立場にいる。キャリアも一番浅い。それを跳ね返すことが出来ればオスカーナイトのビッグ・サプライズになり、一躍スターの仲間入りだろう。 明るいコメディ演技は彼女のみなので票を集めやすいだろうか。  

 やはり、甲乙付けがたい。ここは直感で決めよう。

1番手  レイチェル・ワイズ  ナイロビの蜂   (大穴)    
2番手  キャスリン・キーナー  カポーティ  (対抗)    

3番手  ミッシェル・ウィリアムズ  ブロークバック・マウンテン  (本命)    
4番手  エイミー・アダムス  Junebug



5番手  フランシス・マクドーマンド  スタンドアップ  


勝つであろう人  レイチェル・ワイズ  
勝つべき人    キャスリン・キーナー  
勝って欲しい人  ミッシェル・ウィリアムズ  


 『ブロークバック・マウンテン』の勝ちに賭けるとしよう。  

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
この部門は私情が入って予想しづらいんですが、それがなくても一番予想の難しい部門じゃないでしょうか。有力どころがみな若いというのがどうも。まあ、もともと若手に優しい部門なんでハンデにはならないですけどね。
しかしエイミー・アダムスの年齢は調べても出てきませんねー。何ででしょう?実はえらい年食ってるとか言わないだろな・・・。
gwin
2006/02/13 18:53
私情=ワイズですよね。私も『アイ・ウォント・ユー』や『ハムナプトラ』で好きになったクチなので私情が入ります。実際に作品の中でそれだけ見せ場があるのか、オスカー前に確認しておきたかったです。
アダムスも『キャッチー・ミー』でよかったなあ・・・マクドーマンドも『ファーゴ』久々に見ましたがやっぱいい。キーナーはディチーロ作品で好きだし、ウィリアムズは頑張って欲しい・・・
結論:誰が勝ってもOKです。
stoval
2006/02/14 13:07

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