Movie Cycle Diaries

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zoom RSS 2006年度アカデミー賞予想  【3月】

<<   作成日時 : 2006/03/15 01:50   >>

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 オスカー発表だったわけだが、勝者は意外や低予算作品の『クラッシュ』だった。まあ、本命の『ブロークバック・マウンテン』も十分低予算ではあったが。

 LAの群像劇とゲイのカウボーイ物語というおおよそオスカーらしくない2作品が競った去年度のオスカーだったわけだが、本年度は第二次世界大戦911テロ・アタックカリスマ伝記物、とオスカーらしい作品が駒を揃えている。

 やはり現時点での無難な本命は父親たちの星条旗。絶好調のイーストウッド、去年度の勝者ポール・ハギスの再タッグ、しかもアメリカ人の心くすぐる歴史的事実の映画化である。無視するのがムリってもんだ。  

 ハギスは今まで追う立場だった。一昨年の『ミリオンダラー・ベイビー』、去年の『クラッシュ』ともども土壇場で本命を追い抜いた差し馬であった。今回は本命中の本命、ということで追われる立場である。 

 『クラッシュ』は8月に公開し、オスカー選考時期に30万枚のDVDをばらまくというオスカー戦略で勝利を収めた。本当にお見事な兵法である。今までの「オスカー狙い作品公開時期=秋シーズン(9月〜12月)」という方程式はこれでぶっ壊されるかもしれない。父親たちの星条旗の公開日は未定であるが一応8月を予定しているという。『クラッシュ』の再現が成れば、夏場にオスカー狙いな文芸作が劇場に出現するなんてことも有るかも知れない。


 硫黄島、イーストウッド硫黄島の手紙の製作も正式に発表された。まあ、外国語映画でアメリカの敵国の話ということで全面的にオスカーに関わってくることは厳しいと思うが、部分部分の賞で健闘できるのでは。身びいきで言ってるのではなく、やはりハリウッドが無視しがたいイーストウッド故である。ケン・ワタナベも2作品で6候補という凄まじいイーストウッドの演出の洗礼を浴びれば候補も夢じゃなかろう・・・かな。外国語映画部門なんかエントリーしてくれればイけるんじゃなかろうか。規定でムリかな。どうかな。   


 以下予想




   作品賞
 ■ 父親たちの星条旗  (WB/ドリームワークス)
 ■ United 93  (ユニヴァーサル)
 ■ There Will Be Blood
 ■ A Prairie Home Companion  (ピクチャーハウス)     
 ■ Guerrilla  (フォーカス)     
 □ Fur  (ピクチャーハウス)       
 □ Dreamgirls  (ドリームワークス)   
 □ Zodiac   (パラマウント)  



   監督賞
 ■ クリント・イーストウッド   父親たちの星条旗    
 ■ ロバート・オルトマン   A Prairie Home Companion
 ■ ポール・トーマス・アンダーソン   There Will Be Blood
 ■ ポール・グリーングラス   フライト93     
 ■ スティーヴン・ソダーバーグ   Guerrilla     
 □ ヴェルナー・ヘルツォーク   Rescue Dawn    
 □ スティーヴン・シャインバーグ   Fur       
 □ デイヴィッド・フィンチャー   Zodiac   



    主演男優賞
 ■ ダニエル・デイ=ルイス   There Will Be Blood
 ■ ベニシオ・デル・トロ   Guerrilla
 ■ ショーン・ペン   All the King's Men     
 ■ 渡辺謙   硫黄島の手紙   
 ■ リチャード・ギア   Hoax
 □ エドワード・ノートン   The Illusionist      
 □ スティーラン・スカルスゲールド   Goya's Ghost
 □ マット・ディロン   Fuctotum    



   主演女優賞
 ■ ニコール・キッドマン   Fur      
 ■ アネット・ベニング   Running with Scissors  
 ■ ケイト・ブランシェット   The Good German 
 ■ ジュディ・デンチ   Notes on a Scandal     
 ■ ケイト・ウィンスレット   Holiday
 □ ナオミ・ワッツ   The Painted Vail    
 □ ダイアン・レイン   Fierce People  
 □ スカーレット・ヨハンソン   Scoop  



   助演男優賞
 ■ ドナルド・サザーランド   Fierce People      
 ■ ロバート・ダウニーJr.   Fur
 ■ エディ・マーフィー   Dreamgirls     
 ■ マーク・ラファロ   Zodiac       
 ■ ライアン・フィリップ   父親たちの星条旗       
 □ ダニー・グローヴァー   Dreamgirls        
 □ ジャック・ニコルソン   The Departed      
 □ マイケル・ペナ   ワールド・トレード・センター    



   助演女優賞
    
 ■ パトリシア・クラークソン   All the King's Men  
 ■ ダイアン・レイン   Hollywoodland     
 ■ マリア・ベロ   ワールド・トレード・センター    
 ■ リリー・トムリン   A Prairie Home Companion  
 ■ メリル・ストリープ   A Prairie Home Companion  
 □ ジル・クレイバーグ  Dirty Trick     
 □ ジュディ・デイヴィス   Marie Antoinette   
 □ キャスリン・オハラ   For Your Consideration   



 INTERMISSION & New Photo

 ★ A Prairie Home Companion
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 ポスターより抜粋。オスカーで絶妙な掛け合いを見せてくれたリリー・トムリンメリル・ストリープ。この映画では姉妹役だったんですね。役者が揃ってる上に監督はロバート・オルトマン。面白そう。


 ★ The Good German
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 オスカーでのスピーチが最高に格好良かった”アニキ”ことジョージ・クルーニー。盟友ソダーバーグとはこの作品の次ぎにオーシャンズ13が控えている。   


 ★ A Science of Sleep  
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 『エターナル・サンシャイン』のミシェル・ゴンドリー監督最新作。なまいきシャルロットガエル・ガルシア・ベルナル、及び監督本人が移っているが、何の映画か皆目検討つかぬ。  


 ★ Dreamgirls
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 ビヨンセ、変身す。昨年度のミュージカル作品は全滅状態。これまでコケたら・・・多分大丈夫。エディ・マーフィーがシブい役で復活するのでは、と個人的には興味津々。 ライズ&フォールの舞台世界を期待しよう。




   脚本賞
 ■ タイトル未定   ノア・バウムバック  
 ■ Margaret   ケネス・ロナーガン     
 ■ Hollywoodland   ポール・バーンバウム、ハワード・コーダー        
 ■ For Your Consideration   クリストファー・ゲスト、ユージーン・レヴィ    
 ■ 硫黄島の手紙   アイリス・ヤマシタ   
 □ Scoop   ウッディ・アレン   
 □ Guerrilla   スティーヴン・ソダーバーグ、ラリー・ブキャナン   
 □ Goya's Ghost   ミロシュ・フォアマン、ジャン=クロード・キャリエール   



   脚色賞
 ■ 父親たちの星条旗   ポール・ハッギス       
 ■ There Will Be Blood   ポール・トーマス・アンダーソン     
 ■ The Last Kiss   ポール・ハギス  
 ■ Note on a Scandal   パトリック・マーバー     
 ■ Fur   エレン・クレシッダ・ウィルソン  
 □ Dirty Tricks   ライアン・マーフィー   
 □ Zodiac   ジェームズ・ヴァンダービルト    
 □ The Good German   ポール・アタナシオ    



   編集賞
 ■ United 93       
 ■ Zodiac   アンガス・ウォール     
 ■ All the King's Men   ウェイン・ワーマン    
 ■ 父親たちの星条旗   ジョエル・コックス     
 ■ Dreamgirls
 □ There Will Be Blood
 □ The Departed   セルマ・シューンマーカー  
 □ ダ・ヴィンチ・コード   ダン・ハンリー、マイク・ヒル  


   撮影賞
 ■ レディ・イン・ザ・ウォーター   クリストファー・ドイル
 ■ All the King's Men   パヴェル・エデルマン     
 ■ Marie Antoinette   ランス・アコード  
 ■ The Assassination of Jesse James by the Coward Robert Ford   
                                      ロジャー・ディーキンズ  
 ■ The Painted Vail   スチュアート・ドライバー  
 □ ダ・ヴィンチ・コード   サルヴァトーレ・トチーノ
 □ A Prairie Home Companion   エドワード・ラクマン
 □ ブラック・ダリア   ヴィルモス・ジグモンド  



   美術装置賞
 ■ Marie Anoinette  K.K.バーネット
 ■ ブラック・ダリア   ダンテ・フェレッティ  
 ■ All the King's Men   パトリジア・フォン・ブランデンスタイン    
 ■ Across the Universe   マーク・フリーデンバーグ
 ■ Dreamgirls   ジョン・マイヤー    
 □ スーパーマン リターンズ   ガイ・ヘンドリックス・ディアス     
 □ Goya's Ghost   パトリジア・フォン・ブランデンスタイン
 □ As You Like It   ティム・ハーヴィー   
 


   衣装デザイン賞
 ■ Marie Antoinette   ミレーナ・カノネロ        
 ■ ブラック・ダリア   ジェニー・ベヴァン 
 ■ Across the Universe   アルバート・ウォルスキー  
 ■ Goya's Ghost   イヴォンヌ・ブレイク     
 ■ Dreamgirls   
 □ All the King's Men   マーリット・アレン  
 □ Fur   マーク・ブリッジス  
 □ ナニー・マクフィーの魔法のステッキ   ニック・イード



   作曲賞
 ■ シャーロットのおくりもの   ダニー・エルフマン 
 ■ カーズ   ランディ・ニューマン      
 ■ ダ・ヴィンチ・コード   ハンス・ジマー      
 ■ All the King's Men   ジェームズ・ホーナー    
 ■ Breaking & Entering   ガブリエル・ヤーレ   
 □ ブラック・ダリア   ジェームズ・ホーナー  
 □ Across the Universe   エリオット・ゴールデンタール   
 □ 父親たちの星条旗   カイル・イーストウッド    



   歌曲賞
 ■ Dreamgirls       
 ■ カーズ     
 ■ Across the Universe    
 ■ シャーロットのおくりもの   
 ■ Curious George ”Upsidedown” 



   音響賞
 ■ United 93    
 ■ パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト    
 ■ M:I−3 
 ■ Dreamgirls
 ■ ポセイドン   
 □ ダ・ヴィンチ・コード  
 □ スーパーマン リターンズ  
 □ V・フォー・ヴェンデッタ



   音響編集賞
 ■ カーズ  
 ■ スーパーマン リターンズ      
 ■ パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト  
 □ Dreamgirls 
 □ United 93  
 □ ポセイドン     



   視覚効果賞
 ■ スーパーマン リターンズ    
 ■ X-MEN :The Last Stand  
 ■ ポセイドン         



   メイクアップ賞
 ■ X-MEN :The Last Stand    
 ■ ナニー・マクフィーの魔法のステッキ       
 ■ Dreamgirls 



   長編アニメーション賞
 ■ カーズ   (ピクサー/ディズニー)      
 ■ Flushed Away   (アードマン/ドリームワークス)
 ■ A Scanner Darkly   (ワーナー・インデペンデント)
 ■ The Ant Bully   (WB)   
 ■ Happy Feet   (WB)
 □ 森のリトルギャング   (ドリームワークス)
 □ オープン・シーズン   (ソニー) 
 □ Curious George   (ユニヴァーサル)  



   長編ドキュメンタリー賞
 ■ Sicko   マイケル・ムーア      
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   外国語映画賞
 ■ ダック・シーズン   (メキシコ)      
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 【 ノミネート数 】  

7部門  Dreamgirls  
6部門  All the King's Men  
5部門  父親たちの星条旗  
4部門  There Will Be Blood  
      A Prairie Home Companion  
      カーズ  
3部門  Marie Antoinette
      Fur  
      Across the Universe  
      Guerrilla  
      United 93         


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              以上終わり! Oscar Is Night for American !!                



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『ミリオンダラー・ベイビー』から『父親たちの星条旗』へ〜映画と原作の関係3
『クラッシュ』でアカデミー作品賞を獲ったポール・ハギス脚本、 同じく『クラッシュ』に出演していたライアン・フィリップ主演、 そして『南極物語』に主演したポール・ウォーカーも出演する、 クリント・イーストウッド監督の次回作『父親たちの星条旗』が 既にクランクア ...続きを見る
Dead Movie Society★映...
2006/04/10 21:05

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ひさびさの更新ですね。待ちかねておりました。
ようやく授賞式リポートも書き終えたので、次は来年の有力コンテンダー調査・・・と思っていたのですが、先にBoxOffice有力作のほうを調べたくなって、今とりかかっているところです。
とはいえ、4月最初には最初のオスカー有力作紹介をしたいと思っていますので、しばらく忙しい日々が続きそう・・・。stovalさんの情報をフル活用(パクリ?)させていただくことになりそうです。
gwin
2006/03/15 18:23
落ち着かぬ日々が続き更新どころかオスカーの2度目再見も出来ずにおりました。もっぱらgwinさんのレポートで振り返る日々。と言うか、見ていて結構理解できてなかったと気付かされる点も多く、今年も頼り切りです。もうクライマックスですね〜。作品賞のパートが楽しみです。
stoval
2006/03/15 22:02

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2006年度アカデミー賞予想  【3月】 Movie Cycle Diaries/BIGLOBEウェブリブログ
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