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zoom RSS 第80回(2007年度)アカデミー賞 【歌曲賞】予想  

<<   作成日時 : 2008/02/11 04:23   >>

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 栄えある歌曲賞 候補一覧 
  

■ August Rush  ”Raise It Up  
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    作詞・作曲/ジャマル・ジョーゼフ、チャールズ・マック、テヴィン・トーマス
    唄/ジャミア・シモーン・ラッシュ  

  



■ 魔法にかけられて  ”Happy Working Song  
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    作曲/アラン・メンケン  作詞/スティーヴン・シュワーツ  
    唄/エイミー・アダムス  





■ 魔法にかけられて  ”So Close

    作曲/アラン・メンケン  作詞/スティーヴン・シュワーツ  
    唄/ジョン・マクローリン  





■ 魔法にかけられて  ”That's How You Know   
    作曲/アラン・メンケン  作詞/スティーヴン・シュワーツ  
    唄/エイミー・アダムス

 



■ once/ダブリンの街角で  ”Falling Slowly  
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    作詞・作曲・唄/グレン・ハンザード、マルケタ・イルグロヴァ  

  


 【 分 析 】  

 数ある有力曲を押しのけて『魔法にかけられて』から3曲がノミネートされた。久しぶりに明るいパフォーマンスが楽しいオスカーナイトになりそうだが、『Into the Wild』のエディ・ヴェダーや『ヘアスプレー』のマーク・シェイマンを無視した幅の狭い選考には疑問が残るところだ。「ベイクド・オフ」と呼ばれる歌曲科会独自の選考方法が今後は論議を呼びそうだ。  

 さておき、実に10年ぶりのノミネートとなるアラン・メンケンン。90年代初頭のディズニー2Dアニメ最盛期にはオスカーの歌曲・作曲賞で圧倒的な強さを見せていた。彼とシュワーツのオスカー戦績↓

  アラン・メンケン   =受賞 
 1986年  リトル・ショップ・オブ・ホラーズ  ☆歌曲 
 1989年  リトル・マーメイド          歌曲 ☆歌曲 作曲  
 1991年  美女と野獣             歌曲 ☆歌曲 ☆歌曲 作曲  
 1992年  アラジン               歌曲 ☆歌曲 作曲  
 1995年  ポカホンタス             歌曲 作曲  
 1996年  ノートルダムの鐘          ☆作曲  
 1997年  ヘラクレス              ☆歌曲  
    
  スティーヴン・シュワーツ 
 1995年  ポカホンタス             歌曲 作曲  
 1996年  ノートルダムの鐘          ☆歌曲 
 1998年  プリンス・オブ・エジプト       歌曲 ☆作曲  
         
 90年代後半からの2Dアニメ衰退とともに候補に上がらなくなっていた。今回、今や失われし2Dディズニーアニメをパロディにした本作でオスカーに復活したわけだ。皮肉といえば皮肉。
問題は勢い強く3曲もノミネートされたこと。目出度いが諸刃の刃だ。1990年以降の歌曲賞複数のみネート作品を見てみると… 

 受賞した作品
    美女と野獣(3曲 1991年) アラジン(2曲 1991年) 
    フィラデルフィア(2曲 1993年) ライオン・キング(3曲 1994年) 

 受賞を逃した作品
    ボディガード(2曲 1991年) コールドマウンテン(2曲 2004年)  
    ドリームガールズ(2006年 3曲)  

 上の4作品はそれぞれ不動の本命曲が受賞している。『魔法にかけられて』において、前哨戦で一番結果を残しているのは”That's How You Know”だが、全体での本命曲という位置づけではない。昨年の『ドリームガールズ』3曲の敗北は票割れの結果っぽいが、これを回避するだけのインパクト、1990年初頭のディズニー映画が持っていたインパクトが『魔法にかけられて』には無いだろう。勢いが続かない興行成績にそれが現れている。

 ここ数年の受賞歴を見てみると……

 2000年 ワンダー・ボーイズ  ”Things Have Changed” 
 2001年 モンスターズ・インク  ”If I Didn't Have You” 
 2002年 8マイル  ”Lose Yourself”  
 2003年 LOTR/王の帰還  ”Into the West”      
 2004年 モーターサイクル・ダイアリーズ  ”Al Otro Lado Del Rio”  
 2005年 ハッスル&フロウ  ”It's Hard Out Here for a Pimp”   
 2006年 不都合な真実  ”I Need To Wake Up”  

 と、特にここ数年、メジャー作品の王道主題歌は無視され、魂の叫びを綴ったような内容の曲やアコースティックな曲が受賞している。会員の嗜好がコッテリからアッサリで地に足のついたものに移行していることを感じる。 

 よって、”It's Hard Out Here for a Pimp”同様に曲が生まれるまでの過程が映画の中でじっくりと描かれ、かつアコースティックな”Falling Slowly”こそが会員の嗜好にマッチしていると思うのだが……オスカー会員の票がディズニーのメジャー作に行くか、アイルランドの低予算ミュージカルに行くか、興味深いところだ。  


 【 予 想 】  

   % 
  50 ◎ once/ダブリンの街角で ”Falling Slowly”     
  20 ○ 魔法にかけられて ”That's How You Know” 
  15 ▲ 魔法にかけられて ”So Close”    
  10    魔法にかけられて ”Happy Working Song”    
   5    August Rush ”Raise It Up


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